母親は、稀に、本当にためになる貴重な話をすることもあった。
ひとつは、3回ぐらい聞いた話で、中学時代だか高校時代だかに、クラスメイトが、当時流行っていた、こっくりさん、をやっていたら、
割りと洒落にならない大事な霊障になって、
しかし、曹洞宗系の仏教系の学校だったので、近くに曹洞宗のめっちゃでかいお寺があって、そこから、
分かりやすく言うと「メディアとかにも露出したりしない表に出ないような」本当の高僧が呼ばれて、
ひと目見て、まあ、意訳すると、これは大変な大事ですよと言って、その高僧が、お祓いとは言わないかな?御祈祷?して、
その同級生は命だけは助かったみたいな話を再三聞かされた。