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この祝詞は、天照大神や大歳封神など、神道の中でも非常に重要な神々に向けられたものです。最初に出てくる「天の御柱」とは、天にあるとされる柱のことで、この柱の中央に天照大神が祀られているとされます。

また、この祝詞では天地の創造や神々の栄光、そして悪を清めるための神の力などが歌われています。最後には、この祝詞を唱えることで大祓式が行われることを宣言しています。

大祓式は、夏越の大祓や年越しの大祓など、年に数回行われる神道の儀式のひとつで、参加者が悪縁を断ち切り、清められた心で新たなスタートを切ることを願います。天つ祝詞は、この儀式において非常に重要な役割を担っています。