遊園地の中は僕達学校の生徒達だけではなく、一般のお客さん達も多くいました。その中で僕は、父、母、子、赤ちゃんの家族構成をした家族を見たのを何故か鮮明に覚えていました、(それはこのあと話すことに繋がっていました)僕は無我夢中に走りました。夢の中でよくある足が遅く感じる現象は一切なく、自分のトップスピードで走れました。出口を見つけたときは出口周辺は行列ができていて、出口のところには飛行機に乗る前に通るゲートのようなものが何個かあり、緑の煙のようなものを纏っている人達はスタッフのような人につまみ出され、殺されていました。不思議だったのは緑の煙のようなものを纏っていない人も何人か殺されていることでした。ですが自分は無事にゲートを突破でき、遊園地から脱出することができました。すると視点が変わり、途中見たあの家族が車に乗っているのを写した視点になりました。
運転席には男の子が座っていて、助手席は無人、後ろの座席にお父さんと赤ちゃんがいました。頭の中が「???」っとなった時、
男の子が口を開きました。
「ねえお父さんなんで生きてるの?」
「それは、だな、、、」
お父さんがくぐもった声で返答した瞬間男の子が鬼の形相で
「お前お母さんは犠牲に自分は脱出したんだろ」
と言い、大きな石のような物でお父さんの顔を潰しました。

そうすると頭の中に
「今日は楽しんでいただきありがとうございましたまたのご来園お待ちしております。」
「今度また遊園地に連れて行ってあげるね、迎えに行くから待っててね」
という機械音声のようなものが流れ、視点が変わり、謎の女二人を俯瞰する視点になり、
二人の女はこちらに指を指し、今度ははっきりとした日本語で
「今回は見逃してしまったが、次は殺すぞ」
「このようなミスはもう絶対にしない」
と言われ、目が覚めました。

起きてからは頭の中に「次もある」「あの夢には続きがある」「第二話」という単語が浮かび上がってきて、怖くて親に話しました。ですが馬鹿にされるだけで聞き入れてくれませんでした。夢の中でのお話なので、ごちゃごちゃしちゃってますが、自分は毎日寝るたび、あの夢を見ませんようにと願って寝ています。