閉じ師が開いてしまった後ろ戸を閉めることで、ミミズが災害を起こすことを防ぐことは可能。
ですが、数百年に1度起こるような大災害は後ろ戸を閉めるだけでは防ぐことはできません。
そこで必要になるのが神を宿した要石。
東西に2つある要石がミミズの頭と尾を押さえることで、ミミズの動きを封印し、大災害が起こらないようにしています。

作中では宮崎県と東京都の2か所に要石が存在していますが、要石は時代ごとに場所を変えるとのこと。
「人の認識が変われば土地の形も変わり、災害の形も変わる。それによって要石を必要とする場所も変わる」からだそうです。