「我を毘沙門天と思え。」

”わたしが毘沙門天です” という意味です。
上杉家では、大事な誓約せいやくは毘沙門天像のまえで執とり行う決まりがありました。
あるとき、急ぎの誓約書せいやくしょが必要になり、毘沙門堂に行く時間がなかったので「私が毘沙門天だからここでやっちゃおう」と言ったそうです。