その時は変質者が居るかもしれないとその場から離れ、泣いている女の子をなだめながら会館に戻りました。
しかし、その日の深夜、私達は会館に止まっていたのですが、歳上組の一人が、もう一回駐車場を見に行こう、肝試しみたいなもんでさ。と誘うので、もう一度その場所へ向かうことになりました。
例の場所に戻り、当たりを見回してみても、何も変化はなく、もちろん先程のおじいさん(?)も居ませんでした。
幽霊だったんじゃないか?と茶化す友人が、もう一回怪談やってたら呼べるかもしれんと提案したので、我々はネットの怖い話を漁り一つずつ読み上げるという百物語的な?遊びを再開しました。
一周し終えた頃、喉が渇いたのでジュースを買いに行きたいと言った子が居て、ジャン負けが全員分のジュースを買いに行くことになり、私はジャンケンに勝利したため、買い出しの子を見送りました。

その子は往復で5~6分程度の場所にある自販機に向かったハズでしたが、ほんの2~3分程度でジュースも買わずに凄まじい勢いで走って帰ってきました。