その後何事もなく小学校高学年になり、初めて同じクラスになった女の子Tちゃんがいたんだけど。自称霊感があるって言う女の子やってん。
で、その子は何人かと放課後にこっくりさんを教室でやってて、私は友達と帰ろうとしたら。呼び止められたんよね。
どうしたのか聞いてみたら、こっくりさんが私の名前を指名したらしく、一緒に参加して欲しいと言われたんよ。
面白そうだったからやってみたら、「久しぶり」と言われ「誰お前」って言ったらシャーペンが動かなくなったんよね。で、急にシャーペンバチッていってシャーペン持ってた私以外の2人がシャーペン離しちゃったんよ。どうしたのか聞いたら静電気が起きたって言い始めて。私には何も無かったからなんかイラッとして「気持ちわりーなふざけんな」って言ってシャーペンを紙に叩きつけたんよね。

その後こっくりさんをやってた女の子たちは顔を見合わせて、もう1回やるかどうかみたいな話してて。やるなら私は強制参加という結論になったんよね。

子供の頃から幽霊の存在は半信半疑って感じで、何か決定的なものを見たいという好奇心で私は了承して、もう一度コックリさんをやることになったんだけど。