俺がまだ小学4年だったときの話
その頃ゲームが大好きで夜更かしをしてゲームをやって母に怒られる、ということをよく繰り返していた
俺の家では寝る時に二段ベッドを母と俺で使ってて俺は上、母は下で寝てた
父は出張で兄弟姉妹はいない

いつものように夜更かししてなるべくバレないように毛布にくるまってゲームしてたら暑くなって来たから
「もう11時だしお母さんも寝ただろう」
と思って毛布から出てベッドで普通にゲームしてたら母が下のベッドから起き上がったのか急に人間の後頭部が視界に入って来た

俺は「やばい、起きてた!」って思って夜更かししてるのをバレないように寝返りを打つふりしながら毛布にくるまり隙間から様子を見てたんだけどその後頭部は全く動く気配がない
「バレてる?寝たふりだったのか…」と半ば母に怒られるのを覚悟しながら寝たふりを続けていた

しかし2分くらいたっても後頭部は微動だにせず全く動く気配がない。変だなと思って豆球だけ点けてる部屋で目を凝らしてその後頭部をよく見てみたら
女性の髪型ではあるけど髪型が母と違うし髪の色が黒髪だったので(母は金髪)一瞬困惑したがその時は「部屋が暗いからかな?」とかものすごくアホなことを考えてた