初めて書き込むから読みにくかったらごめん。
実家にいた2年くらい前の話。
休日の朝、寝ている時に何かが布団を踏む感覚で意識が浮上しました。始めは「猫が起こしに来たのか。可愛いやつめ…」ってニヤニヤしてたんだけど、ふとおかしいと思った。

自分の部屋の扉には猫ドアなんて無いし、家族の誰かが扉を開けた音もしなかった。
それに体を避けて踏んでいく歩幅が明らかに大きくて、猫じゃなくてまるで人間の歩幅みたいだな…と、そう考えて寝惚けてた頭が覚めると同時にドンと体に圧力がかかって金縛りになった。

耳元で高いような低いような、且つ水の中で話しているような不思議な声が、波みたいに大きく聞こえたり小さく聞こえたり、早口で何かを呟いてきて。
頬に何か柔らかくて細かいものが触れたから、顔を覗き込みながら呟いているのが分かった。

上に乗って来たのは細身の黒髪長髪の女。裾の長めのキャミソール?を着ていて、不思議と既視感があるその女が馬乗りになって体を押さえ付けながら耳元に呟いてきてた。