そのことに気がつくまで、(電車とかで大声出してる人いてもみんな無視してるし)まだ「そういう人」だと思ってた。
でも、あれだけの声あげてるのに同じフロアの人誰も顔も上げないのはおかしいし、というか今日はさっきポツポツ雨降ってきただけだからあんなに濡れるなけないし、そもそもこの図書館は入るとき受付の警備員の前通らないと入れないからさすがにあんなのは入れないんじゃないか?
って思ったら怖くなって(まだ声も聞こえるし)急いでそのフロアを出た。

フロアを出た後、まだ冷静じゃなかったのか、次に予約した人が困るだろうと思ってカウンターに席のキャンセルに行った
職員さんとの会話が↓みたいな感じ
 自分「この声(カウンターにまで聞こえてた)出してる人が先に座ってて、椅子も濡れてたので今日はキャンセルします」
 職員「はあ・・・」
 自分「(いや、唸り声聞こえるじゃん!)」
 職員「椅子が濡れてるんですか?」
 自分「(それが問題か?)はい」
 職員「飲み物とかこぼした感じですか」
 自分「(今返した予約表に席番号書いてあるんだから見て来いよ)いや、この声出してる人が雨に濡れたのかずぶ濡れで座ってたので濡れてました」
 職員「声を出してる人がいるんですか?」
そこまで話して、また「こんなにはっきり声が聞こえるのにおかしい。自分だけ?」って気づいて、適当にごまかして図書館を出た。