定番だが当時は小4、5辺りの男子仲間でお化け屋敷探検じみた事をしてお互いに遊んでた。
よく言えばゲーム仲間とは違ったアクティブ派だが怖さも格段だ。

マジで怖かったのは取り壊しが始まった借家群で、老人が1人で孤独死したらしき、中がそのままな家。
確かにばあさんが居たっけ、と思いながらも仲間とはそれぞれ分かれて1人で様子見で入り込んだ。

本来なら一緒に入ったらよかったが暗くなると見えなくなるから急いで探索。カーテンの閉まった薄暗い布団の部屋に1人で入ると独特な臭いがしてきて早く出ようと、何となく振り返ったらばあさんらしき半透明な感じの人物が立ってた。

生前の顔は覚えてないけど見た事ある顔で、顔じたいは土色っぽいし行きてる人ではないのがガキのオレでも分かる程。
びっくりして出て仲間に報告し、再び見に行ったらもう見れなかった。