関係のある登場人物の紹介を先に書いておきます。
私 小学生
弟 3歳下
両親 共働き(数年後に離婚)
パートの家政婦さん

私が小学校高学年くらいの頃に実際に体験した話です。
私が生まれて建て替えた家なので古くはない一戸建てで生活していました。
両親は共働きですが、母は夕飯時になると帰宅します。
私は遊び回っている弟よりも早く帰宅することが多かったので家の鍵を持たされていました。
元々私はその家の中が苦手で、建て替えて数年の家なのできれいですし日当たりが悪こともなかったはずなのですが1年中薄暗くじめじめしたイメージがありました。
いつものように帰宅すると誰もおらず、気持ち悪いので家中の電気を全部つけて自室に向かいます。
家の構造が少し説明づらいのですが、1階の真ん中にコの字型の階段があり、階段を囲むように廊下と部屋があります。
2階が特殊で、1階の玄関が吹き抜けになっているので、2階は部屋を渡り廊下のような通路で行き来します。
階段を上がると正面に玄関を見下ろすような向きです。

| 玄関方面☀ |
| __________|🚪____|
両親 🚪......... ________ _🚪___|←トイレ
寝室 | 階段 |🚪 |
|➥階下へ | |
|___________| 自室 |
🚪 ________■■🚪 ____|
|屋根裏収納
文字だけの説明だと不安なので簡単に図を書いてみました。
続きです、階段を登り廊下を右に曲がると一番日当たりの悪い自室にたどり着けます。
そして何より不気味な屋根裏収納がある方の廊下なんです。