そして19時、その時は来た。

部屋がノックされ、ドアを開けると女将さんと料理人?みたいな人がいてその後ろにやたらと丈が短く、胸元も大きく開いたピンク色の着物を着た、まさにピンクコンパニオンが二人、ニコニコしながらいた。
夕食時に来るとは聞いていたが、「同時に来るのかよ!」と思わず内心突っ込んだ。
そのあとはコンパニオンがテンション高く部屋に入り、両側から俺に胸を押し付けて腕を組みテーブルの前に座らせると、女将さん自らと料理人が夕食を部屋に運び入れてくれ、女将さんがテーブルにかなりの酒(頼んでおいた)と料理を並べている間に、料理人が淡々と料理の説明をしてくれた。その間、コンパニオンは「おいしそう〜」とか「これたべたーい」とか言っている。実際ボリュームもそれなりにあって、うまそうだった。
ただ、コンパニオンの言動には何の反応も示さない女将さんと料理人、女将さんは準備が終わると俺と目を合わせることなく愛想笑い浮かべており、俺も苦笑いしか浮かべることが出来ず、その間もコンパニオンは無駄にはしゃいでいて、なんかいろいろカオスだった。
高級旅館?のプライドを捨てられない、転落した旅館って感じだ。

だが、しかし、女将さんと料理人がはけたあとは天国だった。

コンパニオンの二人は30歳前後だったが(本人達は二十歳と言っていたが、絶対嘘)、顔もよく愛想もスタイルよかった。

最初は3人で楽しく酒をのみ俺は夕食を食べていたが、夕食をあらかた食べ終わった後はいろいろ始まった。
定番の野球拳に始まり、一時間もすれば全員一糸まとわぬ姿になった。
そのあとも追加料金が結構かかったが、忙しかった仕事のうっぷんを晴らすため、あんなことやこんなことなど男の欲望の限りを尽くした。
結構ハードな要求にもこたえてくれ(追加の金を払ったからだが)大満足だった。
最後は部屋の風呂が大きかったから3人で風呂に入り(これも追加料金)、またあんなことやこんなことをして(追加料金)、制限時間となってお開きとなった。最終的には予定の倍くらいの金額になってた。。。
まあ、いい。金ならある。