何故かIDが違うが気にするな。続きだ。
旅行当日に旅館の最寄りの駅までいき、そこからレンタカーで旅館に向かった。最寄りの駅と言っても、旅館まで車で1時間以上も掛かる山の中だった。
途中では特に観光地には寄らなかった。観光地と呼べるような場所ではないこともあったが、そもそも俺の目的はピンクコンパニオン一択だったから。

旅館に着くと、想像していたよりはりっぱなつくりの旅館だった。
ネットの写真通りといえばそうなのだが、ネットの写真なんて大昔のまだ綺麗だったころの写真の使いまわしで、観光先もなく、格安でピンクコンパニオンを売りにしているくらいだから旅館自体は今はボロくて大したことないだろうと思っていたから得した気分だった。

車を駐車場に止めて旅館に入ると、すぐに着物を着た女将さんらしき人が出迎えてくれた。少しやつれた感じがあったが、とてもきれいな方で自分の母親よりは少し若そうだったから40前半くらいだと思うが、確かめたわけではない。
わざわざ玄関で両膝をついて出迎えてくれて少し感激だった。
「ちゃんとしてるじゃん」って感じだった。
そのまま中に入ると、自分の荷物ももってくれて軽く受付した後は部屋に案内してもらった。