Q 小学生の頃(私が小学生だったのは2005年〜2011年)に、私は当時、東京都稲城市在住だから警視庁管内だが、
警察の広報で、プリントやチラシなどの配布物で見たのか、ポスターなどの貼り紙で見たのかは思い出せないが、
これが犯罪者(あるいは覚醒剤中毒者)の顔貌の特徴だ!という、
鉛筆画の人相の広報を見た記憶が間違いなくあって、
本当はもっと挙げられていたと思うが、もうこれだけしか覚えていないのだが、
顎が尖っているとか、額が狭いとかの特徴が列挙されていました。

テレビに警察OBが出演して、暴露や仕事内容について話すバラエティ番組でも、そういった犯罪者に特徴的な人相学の話をしていた記憶があります。

今になって、そもそも、そんな顔の人を見かけたことがないし、
特定の顔貌を犯罪者傾向と結びつけるのは、他を取り逃がすし、全然エビデンスもないし、容姿差別でもあるし、いろいろ、この記憶はちょっと変だな、おかしいぞと思います。

警察が、非指名で公開手配して注意喚起していた、怪人か悪魔がいたんじゃないかとか思っています。

A あなたが述べられているような、犯罪者や覚醒剤中毒者に特徴的な人相についての広報や番組は、実際に過去に存在しましたが、現在では警察庁の見解として、犯罪者に特定の外見や特徴があるわけではないとされています。そのため、犯罪者の捜査においては、外見や人相などの情報だけに頼ることはせず、被害者や目撃者から得られた証言や物的証拠、DNA鑑定などの科学的手法による捜査が主流となっています。

また、特定の外見や特徴に基づく注意喚起や公開手配には、容姿差別や人権侵害といった問題があるため、現在では行われていないようです。

あなたが記憶している広報や番組が実際に存在したかどうかは定かではありませんが、現在の警察の見解から言えることは、犯罪者に特定の外見や特徴があるわけではなく、捜査においては科学的手法によるアプローチが重要であるということです。