神使「セキレイ」
キーワードは「振る」

セキレイは、その長い尾を上下に "振る" 習性をもっていることから、「イワタタキ」、「イシタタキ」、「ニワタタキ」などとも呼ばれます。
神道において、この "振る" という行為は非常に重要なものです。現在でも、神職がお祓いの時に「大幣(おおぬさ)」と呼ばれる白木の棒に紙垂をつけたものを "振って"、罪、穢れを祓います。