御魂磨きしてくれよと読んでも御霊を磨かない
よくもここまで曇りなされたなと何度読んでも曇りが自覚できない
貪るなよと読んでも貪る
四つ足は共食いぞと読んでも共食いをする
学は悪ぞ理屈は悪ぞと神にはかなわんのぞと読んでも学と理屈でエゴを爆発させる
我あってもならんなくてもならんと読んでも悪い我を爆発
清貧より清富ぞと読んでも貧しさをひけらかし誇る
肉体と霊と神との和合を読んでも肉体的欲求と地上的価値観をこき下ろし悪だとする
そもそもかけらも読まずに読んだ気になる
日月の神と日月の言葉を読まず余所の神を語りだす
神をありがたがる素振りをしながら言葉を読まない
祈ってくれと読めば祈らない
祈ってくれと読めば好き勝手な神を祈る
日月を読まないし読んでも読めない

ホリエモンの本読んでホリエモンになれるわけないように
神の言葉読んでその通りになるわけがないわな
日月読んでて神の諦念みたいなものがひしひしと伝わってくる
言葉で説いてもどうにもならないなぁという感じが伝わってくる

実際その通りで現代社会を渡り歩くために必要なことは
自分の精神性や霊性を高める事でもない
哲学することでもない
良い我悪い我を考える事でもない
理屈や学を悪だと考える事でもない
神をありがたがることでもない

というかそんな余裕はない
大人は働くのでいっぱいで子供は学ぶのでいっぱい、家族や友を大事にし、幸せを追求するためのあれこれをやらなければならない
それだけなら可愛いが、精神を壊したもの肉体を壊したもの病気になるものは更に余裕はない