「24時間、人の声が聞こえる」中国当局によるエレクトロニック・ハラスメントの恐怖

日本では「エレクトロニック・ハラスメント」は馴染みのない言葉だ。
しかし、中国当局は、幹部らの汚職行為を告発した一般市民への報復措置として、
これらの非致死性兵器を使って精神的な苦痛を与えている。

エレクトロニック・ハラスメントとは、電磁波や超音波などを使い、
対象者に内部障害、精神疾患と同様の症状を発病させる非致死性兵器の一種とされる。
電磁波攻撃、マイクロ波聴覚効果、聴覚を介さない
ボイス・トゥ・スカル(V2K、脳内音声)技術などが使用される。

汪さんによれば、公安部陳情窓口の担当者もまた警察当局による電磁波攻撃や
V2K送信が存在すると認めている。
担当者は「経済犯罪や刑事事件の容疑者に対して、従来の盗聴器などではなく、
電磁波やレーザー、マイクロ波などを使って、容疑者の大脳活動を観察し、
脳波を制御して言動を監視している」ことを明らかにした。