『三宝荒神』『荒神さん』と親しまれ崇められている神様は、火とかまど(台所)の神様です。
 かまどとは、昔から「一軒の家」「一家・会社の経済の中心」を表し、「かまどが賑わう」と言えば「暮らしが豊かになる」「商売が繁昌する」ことを言い、「かまどを破る」と言えば「身体をつぶす」「会社を破産させる」ことを言います。
 また分家することを「かまど分け」とも言い、かまど(台所)とは家の暮らしや会社の経済を表す象徴的なものです。