一般的な現代語で「降伏(こうふく)」は戦争用語になりますが、ここでの「降伏(ごうぶく)」は仏教用語です。

『精選版 日本国語大辞典』によると、
神仏の力や、またはその法力によって、悪魔、煩悩、怨敵などをとりしずめること。調伏(ちょうぶく)。折伏(しゃくぶく)。

また、筥崎宮の楼門下にもこんな説明が書いてある。

(敵国降伏)の意味は武力で相手を降伏させる(覇道)ではなく 徳の力をもって導き 相手が自ら靡(なび)き降伏するという王道である

とのこと。
要は、ただ力で押さえつけるのとは違います。はい。