私がいた場所は明らかに田舎ではあったものの
人通りはあった。
泣いてる間にやばい目で見られてんだなあって
だんだん冷静になりながら思ってたのを覚えてる。羞恥心ってやつ?

どのくらい泣いてたのかはわからないけど
私が泣き止んだのはある人に話しかけられた時。
それは腰を曲げて杖をついた優しそうなおばあちゃん。

そのおばあちゃんが急にこう話しかけてきた