>>34
シャンバラは元はインドのヒンドゥー教のプラーナ文献に登場する理想郷(ユートピア)であった[4]。ヒンドゥー教のヴィシュヌ派は釈迦をヴィシュヌ神の化身の1つとするが、釈迦のカースト制度批判によって揺らいでしまった社会秩序を正し、カースト制度を立て直すために10番目のアヴァターラとしてカルキが出現すると説いた[5]。シャンバラとは、カルキの治める国の名であった[5]。