板津が消えると神主さんが「大丈夫か?お前この山でなにしたんや!!?」みたいなことをすごい剣幕で言われた、俺が板津が消えるのをみて放心状態になっていたのもあって返事はしなかったけど、何かを察したのか神主さんはどこかに電話をかけて数十分たつと他の神主さんがいっぱい現れて俺を囲んでお経を読み始めた、そうやってお経を聴き始めてから数分がたつと俺の耳元で「人間ノ分際デ、足掻クナ」て男と女の声が混じったような、声で俺にささやいていきた。徐々にお経が大きくなっていってしだいに頭痛と耳鳴りがひどくなって途中で意識が途切れてしまった、目を覚ますと見知らぬ部屋にいた、俺の周りには蝋燭が数本俺を囲むように置いてあって部屋の四隅には盛り塩があった、俺が扉をあけて外に出ると、坊主のお兄さんが目の前にいて、「すぐに先生を呼んできます」て言って先生とやらを呼びに行った