またこれも深堀しないが
バアルとアトンの善悪逆転論というのもいわれている
これは「まことの善は悪に似てゐるぞ」と通じるところがある
これで思い浮かぶのがアニメのデスノートの善悪論で
善を行っていると思って悪を懲らしめている方が悪であるという共通性である

引用開始
キリスト教はユダヤ教を受け継いで、アトンを主(ヤハウェ)として信仰し、
バアル(ルシファー)を悪魔と定義してきたが、それに真っ向から対立したのが異端のキリスト教「グノーシス派」である。
グノーシス主義の教義を一般的な言葉で言えば、「ヤハウェ」が悪魔で、「ルシファー」が神だという思想である。
つまり、「アトン」が悪魔で、「バアル」が神であり、イエス・キリストは「バアルの預言者」だったと説いているのだ。
換言すれば、イエス・キリストは「ルシファーの預言者」だったのである。
「反宇宙的二元論」も基本的に正しい宇宙観である。
自分の潜在意識・想念界が「悪神」を生み出し、自分が「悪の宇宙」を映し出しているからである。
http://kemono666.seesaa.net/article/296763191.html

第十七帖 (一五四)
「まことの善は悪に似てゐるぞ、まことの悪は善に似てゐるぞ、よく見分けなならんぞ、悪の大将は光り輝いてゐるのざぞ、悪人はおとなしく見えるものぞ。」