(続き)
圭一氏が言うところの「女性神主さん」は、詳しく聞くと上記の中では③と⑤に当て嵌るのではないかと思いました
そうではなかったとしても相談すれば「心霊に関するお祓い」にも対応してくれる神社の方が多いと思いますが、その場合の基本的な対応方法(祈祷内容)としては「本来穢れを祓う為の作法」を流用して「それ相応の内容に調整した祝詞を奏上する」です

前提として、「除霊」に相応する言葉や概念は神道には本来ありません
神道は他の宗教と違って教祖・経典・教義が無く、人が亡くなったあとどうなるかについてはっきりとした共通認識が作られていないからです
(ざっくり言うと、神道の原初はアニミズム(自然崇拝)なので死んだ者は山(自然)に融けて還るという考えが原型です。が、高天原に昇りやがて神になるという考え方等も現代にはあります)
(現代では仏式のように神道式で葬儀や先祖祭祀をする為の措置はありますが、それでも全国的に統一されたものではありません)