心配り

今、魂の浄化が望まるる時。
何より他者の痛みを分かる人間となれよ。
被災の苦しみ、大病の苦しみは体験者にしか真の辛さは分からぬ。
なれど、決して他人事と思うなかれよ。
他者の痛みを己の痛みと感じ、心を配るがよからん。
己に苦しきことありとて、わが身ばかり辛きと思うなかれ。
己ばかり辛きと思う心は魂穢す元となりにけり。
苦しきは己一人にあらず。生かされしことこそ何よりの幸せと悟りて、人に心配りて生きるがよからん。