戻ってきました。小屋です。続き書きます。


先生の家は結構大きくて豪邸だった。インターホンをおすと家の中から50代くらいの男性が出てきた。腕には高そうな腕時計をつけてて指にも指輪をいっぱいつけてた。「住職さんから聞いてるよ。中にお入り」って言って家の中に入れてくれた。先生はとても丁寧な口調だった。
「住職さんからも聞いてると思うけど君たちにはやばいものがついている。とくに俺君は危ない今すぐお祓いをする必要がある」そう言うと俺達を庭の外にある小屋の前に連れてった。そこには小さい社みたいなのがあって、周りには灯籠が置いてあった。先生は社の扉を開けると中から日本酒と小刀を出した。
先生「俺君、東くん、そして妹ちゃんこっちに来なさい。」

俺「妹も関係あるんですか?」

先生「あぁ。

俺と東が妹を挟むように一列に並らぶとお酒をさかずきにうつした。うつした酒に小指をつけて俺たちのおでこにつけていった。全員につけおわると酒を一気に口に含んで住職さんがしたみたいに俺達に吹きかけ
た。
そうすると小刀(刃が15センチくらいの)を地面に刺してお経を唱え始めた。あの時と一緒だ。耳鳴りと頭痛がひどくなった。そしてあの歌が聞こえてきた。でもなにかおかしい。最初聞いたときは
「ひとーつやまたろーはくびをしめー
ふたーつふみえはー..あしとてをー

みーつさーじろーはなにもせずー」だったのが「よーつ」ってのがきこえてきた。
「よーつ、みんなはーあなをほりーおれをー????????」

??????は俗語かなんかなのか、あまり上手く聞き取れなかった。