我=我
屋敷=親
郷里=祖先
日本=氏の神、国祖
地球=国常立之神(地上万物の祖神)
太陽系=天之御中主之神
銀河系=元無極体主之神
大宇宙=(  )

祖先および氏の神は、タテの方向の時間的、霊的、精神的関係であるが、ヨコの方向の空間的、肉体的、物的な関係は産土鎮守神である。
人間の肉体は、大地の諸元素からつくられ、魂が霊界にいくとき大地へ帰り、もとの元素に解体される。
呼吸にはじまって衣食住のことごとくが、大地の生産物によっており、また不要となったものは大地へ返す。
すなわち、一刻の休みもなく大地と交流している。
その大地に感謝し、大地の変わらぬ活動と守護を祈るのが、産土鎮守神にたいする信仰である。
この産土鎮守神も、人間の住んでいる土地から、国、地球へと拡大され、さらに地球の主宰神から天祖へと達するのである。
これを天祖中心産土教とよぶ。この時間的タテ方向と、空間的ヨコ方向の交差点に、すなわち人間の「われ」が存在する。
「今」「そこに」、「われ」は存在している。それは、時間的、霊的、精神的な祖先および氏の神の恩恵と、
空間的、肉体的、物的な産土鎮守神の恩恵とを一身に集めたところの、人間の「われ」である。
その「われ」が、今、そこから、さらに永遠の進化の道を一歩を踏み出すのである。そして霊視をする。