もう終わったって思った。
2分もしないうちに、母が2階に上がってきてどういうこと!ってすごい剣幕で
聞いてきた。
おいどんは泣き出して真実を言ったら母は泣いた。
警察から電話がかかってきたから、おいどんがどうかしちゃったのかと心配したそうだ。
だけど泣いたあとはもうすごかった。

父母から矢を浴びせられたよ。
とくに父は怒ると怖くて、いますぐシャワーを浴びろって言った。
そしてシャワーを浴びたら濡れたまま洗濯物をたたくやつでおいどんを叩いてきた。
水で濡れたほうが叩いたとき痛いのだ。
まあ、こんなことを今したら虐待とかになるんだろうけどこの話は1980年代後半だしそこらへんはゆるかった。
あざだらけになったおいどんは次の日学校を休んだ。