友人を救ってくれる妖怪を探したい。
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こういうの初めてだから文章も拙いと思うけど、温かい目で見てくれたら嬉しい。 僕は今高校2年生で、まあまあ田舎の小さな町にすんでいます。 僕らの町にはけっこう大きめの山があって、そこには小さな祠と小さな滝がある。
これは僕たちが体験したその滝に関する話 その滝って言うのが悪いものが寄り付かない正月しかいけないところで、毎年正月にはその滝を見に行ってた。すごくきれいな場所で毎年楽しみにしていたんだ。 ある日僕と友人A、友人Bと3人でその滝を見に行った。僕らは中学からの友人で高校では皆美術部に入ったからそこに絵を描きに行こう。という話で向かった。 そこに立ち入ってすぐに分かった。空気がおかしかった、肌にまとわりつくような感じ。日本海側だから夏はけっこうからっとしてることが多いから変だな〜とは思ったが特に気にすることもなく絵を書き始めようとした。 一人につき一つスレ立てると大変なことになるから
すでにあるスレに書いてくれないかな??? Aは霊感とかがあるらしく、誰かが見ているって急に言い出した。そんなはずはない、正月以外、坊さんですら立ち入ってはいけない子の場所に人が来るわけないのだ。気のせいだと言い聞かせ、僕らは絵を書き始めた、しかしAがずっと震えているから注意が散漫になったBが水に画用紙を落としてしまった。 多分だけど正月ではない日に入ったから霊がそれに釣られて入ったんじゃね? 本来画用紙とか分厚い紙を水に落とすとしばらく浮いてゆっくり沈むのだが、そのときは魚が食いついて水に吸われる浮きみたくすごい勢いで沈んでった。水面がモコモコ〜って風呂のなかでシャワーの水を水面に向かって出したときみたく?要するに水しぶきは立ってなかった。 もし魚だとしたら水しぶきが立つだろうし、そもそも魚は画用紙に食いつかないだろう。というかB4版の画用紙には食い付けないだろう。
AもBもヤバイと思った、もちろん僕も。
でも画用紙が沈んだところから目が離せなかった。何か白いのがゆらーってしてんの。 ありがちだけどよーく見たらそれが手招きしてるわけ、それもすごい勢いで。風呂にはいる時に上に向けて仰いでみてほしい。そんな感じで水面がポコポコしてた。
僕は当時ウィンザーアンドニュートンっていうお高い水彩を使ってたんだ、でもそんなのどうでもよくなって大急ぎで一番近いBの家に駆け込んだ。 皆でBの家にこもってスマブラと桃鉄やった。眠れる訳がなかった。気がつくと朝になっており、昨日のことについて話始めた、切り出したのはBだった。「昨日のなんだったんだろうか。」全員ヤバイことは認識していた。「やっぱ呪われた場所だったんだ。」Aが震えながら話す。あの滝に行ってからAはずっと挙動不審だ。 「俺ら呼ばれてたよな、招かれてたよな。」僕が二人に話す。するとBも、「絶対あれは人間の手だよ、しかも数人分ってレベルじゃなかった。」僕は動揺していて本数を数える余裕なんて無かった。「すごい勢いで手招きしてたよな。」Bが続ける。 僕とBが見たものは一緒みたいだ。
しかし、Aは違った。「俺、目合っちまった。」そう言い震える。Aによると画用紙を落とした付近には無数の顔がAを見て「オ段→イ段→エ段」(どう考えてもおいで)と口々に言っていたそうだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています