面白いというのはその憑依が
その台詞を言霊として肉体に当てた時、
信じているから笑ってしまう人もいる。

でも、笑いというのはその瞬間じゃないと
面白く聴こえない筈だという死角付き。

なので台詞を言わなきゃいけない時間
の枠というのが決まってるんだ…。

その瞬間を逃して過ぎた頃に云うと
雰囲気が変わる。反対にいつも聞かされる側
はその時間まで言わないでタイミングを
過ぎた頃に言ってしまった空想まで一人
の部屋でした方がいい。

すると、わざわざその瞬間の台詞を
聴きたいと思わなくなる。人間が元気を
維持してしまうのは笑ってくれる相手が
居てくれるからなんだ。