『日本書紀』の中の逸話に、ある神様が自分の体毛を木に変え、子どもたちに命じて全国に植えさせたのだとか。その神様は誰でしょう?

1 イザナギ
2 スサノオ
3 サルタヒコ

正解
2 スサノオ

『日本書紀』の中に、次のようなエピソードが出てきます。スサノオは「わが子の治める国に、舟がなかったらよくないだろう」と言い、体毛を抜いて木に変え、種類ごとに用途を定めたというのです。
ちなみに、ひげを抜いて放つとスギに、胸毛はヒノキに、尻毛はマキに、眉毛はクスになったのだとか。用途については「杉と樟、この二つの木は舟をつくるのによい。桧は宮をつくる木によい。槙は現世の国民の寝棺を造るのによい」ときめたと言います。