Aの家に到着。ごめんくださいと言うと中から「はーい」と返事。
我ながらとても緊張していた。このままやっぱ帰ろうかなとか思った。
扉が開くとA母。だいぶ老けたなぁって失礼ながら思った。
「あらー!もしかして俺ちゃん!?久しぶり!上がって上がって!」
と勢いのままいきなりリビングに通される。
「いや‥ちょっとご挨拶に来ただけで‥」という俺の言葉は無視。
リビングの方へA母から突き飛ばされダイナミック入室。思いっきり地面へ転がってしまった。
顔をあげるとA父と綺麗な子。Aだった。
A父「おー!久しぶりだなぁ、元気にしてたかぁ!」
ちなみにA父と俺そこまで関わった事ありません。
だいぶ酒飲んでたらしく、テンションがすごいA父は俺の肩をガッチリ掴んで離さない
「あー?イケメンになったなー。あんな男か女かわからない見た目だった奴がー」
とてもウザ絡みをしてくる。そんな光景をAは何も言わず見ている。
A母から父は叩かれ俺解放。
「どーぞ、俺ちゃん」とこたつに誘導される。
A父から酒を注がれたが「いや、俺未成年ですよ」と断ると「あー、そっか!お前Aと同級生だったもんなぁ」と
え?知らなかった。そこで知る新たな事実。
それからは御馳走食べながらなんだかんだ話をした。Aは無言だった