村長はゆっくりと話しはじめた
「この村は昔から作物と家畜で生計を立ててた、一年に一度、豊作を願って収穫された作物を捧げていた。しかし、ある年から不作が続いた。村では会議がなされ捧げ物に家畜を追加するようになった。
それでも改善せず次は等々村人から贄を出し、捧げ物とし始めた。そのための祭壇まで作ってしまった。それからは不作も改善され村に徐々に活気が戻ってきた。
とある年、例年通りに贄を捧げる日。贄となる村人1人で森の中への祭壇へ進む。祭壇が見えてきたが何かがいる。
そこには、地面に着くほど長い髪で耳まで伸びる口で贄の村人と共に捧げられるため準備されていた家畜を檻を破壊して生きたまま貪り食う不気味な女がいた。女は村人に気づくと「今年はお前か」と不気味に笑い近づいてきた。