そんな状況なわけで、俺は警察ならパラレルワールドに関する情報を何かしら知っているかもしれない、
という淡い期待を抱きながらも通行人に交番の場所を聞いてみることにした。勿の論日本語で。
案の定返された言葉の意味すら理解出来なかった。
そんな感じで困り果ててた時に誰かが話しかけてきた。
服装からして警備員か警察だろうか。どちらにせよチャンスだった。
俺は、ここはパラレルワールドなのか聞いてみた。
相手は少し考えて、少し考え、よくわからない言葉を言った後に俺の手を引っ張り、交番まで連れてってくれた。
俺は感謝をしたかったが、礼をするしかなかった。
礼をしたら相手も返してくれて、結構うれしかった。