ニニギ尊と結婚したコノハナサクヤヒメ命は一夜で妊娠します。ところが夫のニニギに「一夜で身ごもるのはおかしい。自分の子ではないだろう」と疑いをかけられてしまいます。

それに憤慨したコノハナサクヤヒメ命は、疑いを晴らすべく産屋に入ると出入口を塞ぎ「あなたの子でなければ子供はここで死に、あなたの子ならば無事に生まれるでしょう」と言い、自ら火を放ち燃え盛る炎の中で火照命(ホデリノミコト)、火闌降命(ホスセリノミコト)、彦火火出見尊(ホデリノミコト)の三柱を産みました。