豊受大神は「日本書記」に登場しない。
伊勢外宮の伝承をまとめた「止由気宮儀式帳」には、雄略天皇の夢枕に天照大神が現れ、
「独り身で寂しいので、丹波国の比沼真名井の御饌の神・等由気大神(とようけのおおかみ)を呼んでほしい」
と告げられたのである。