□ 微妙なラインのやつ

 〇 センター入試の国語で「このときの作者の意図として最も適切なものを答えなさい(選びなさい」という出題が例年行われて、実際の作者まで出てきたりして「いや、俺にも分からんわ!」などとTwitterなどで物議をかもした記憶。
 また、マンデラエフェクト確定として、「このときの作者の気持ちを答えなさい」という出題がセンター入試の国語などでされたことは1度もない。
(のんのんびよりというアニメ作品にはそういうシーンがある。)

 〇 スピリチュアルの世界で、いわゆるインディゴチルドレンなどと絡めた文脈で、ベトナム戦争がすごくよくないみたいな、ベトナム戦争ディスりみたいなものがあった。
 妊婦さんがベトナム戦争の映画を映画館に観に行ったら、お腹の中の赤ちゃんがお腹を蹴って蹴って大暴れするので、お母さんはたまらなくなって映画館を出たみたいな話があったりした。

 〇 手塚治虫の天才外科医の漫画、ブラックジャックのアニメ化作品で、雀荘=ただちに博徒、反社の溜まり場みたいな感じで、遠くから警察のサイレンが聞こえただけで「サツが来たぞ!逃げろ!」と博徒たちが蜘蛛の子を散らしたように矢庭に遁走するシーンがあったり、
 ブラックジャック邸が時限爆弾で吹き飛ばされて、BJは目の前でタイマーのカウントがゼロになるまで刻まれるまでピタリと凍りついたように動かなかったので確実に死亡、
翌週の回ではピノコと犬が一所懸命に丹念にBJ邸跡地をシャベルで掘り起こす描写があったが、しばらくのちにあまり納得できる説明や筋書き無しに、どこからかひょっと現れてBJが復活するという不可解な展開があった。

 〇 警察24時の自動車警ら隊の職務質問シリーズが、エキセントリックになった時期があった。心眼が神通力レベル(とされる)の隊員が出てきて、犯罪の証拠を見逃さず、事後の隊員のインタビューで、どこが不審だと感じたのかという理由で、一瞬なるほどと思いそうになるが、よくよく聞いてみると、ん?という感じの理由を述べる。
 お互いにどうもご苦労様です、と平和に終わった職務質問集、NG集は絶対に出さないので、神通力レベルの心眼による百発百中の職務質問に見える番組構成。