続いて、大項目(評価基準)に則ったマンデラエフェクトの一例を紹介します。

□ 本当にあったこと

 〇 京都アニメーションが放火されて36名が死亡、35名が負傷、合計71名が死傷する事件があったときに、地元町内会会長が、事件現場が聖地化されるおそれがあるからモニュメント的なものを作るな、
といったような気違い要請をしたという異様なニュースが、各局、全国放送で流れた。
(アニメカルチャーにおける聖地とは、作品内でロケ地として使われた場所のこと。
実際にはしめやかに民度の高い普通の人たちが献花や黙祷を行うのみで、地元町内会会長が、京都人の民度の象徴のような気違いであることが実証された。)

 〇 盗聴器発見業者、盗聴バスターズの特集が平日夕方の民放で盛んに放送された時期があった。(時期不明。コンセントタップなどから盗聴器を発見して、奥さん、ここに盗聴器。)

 〇 いかがわしいカルト的な(一部界隈でカリスマ化されている)教員による造語である、モンスターペアレントという言葉が流行した時期があった。(2005年〜2009年頃)

 〇 最近、あおり運転が流行ったのと同じように、ご近所トラブルが流行った時期があった。(2003年〜2006年頃)

 〇 通称・引っ越しおばさん、あるいは騒音おばさんという精神障害者の女性による騒音行為による事件(奈良騒音傷害事件)が丹念に全国放送され、ミームになり、
某宗教団体と結びつけるデマ・陰謀論、あるいは某宗教団体とは無関係に、
女性は家族が遺伝性の難病多発の家族のうえに、
一部の近隣住民から、する的なコトとされる的なコトをワケわからなくさせるような呪詛・嫌がらせを執拗に受けて、それであのようになってしまったのだという説が2ちゃんねるで広まった。(2005年)

 また、同様のデマ・陰謀論は、2013年の山口連続放火殺人事件(「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」という嫌がらせがあったことを示唆する声明が話題となった)でも囁かれた。