ステップ3
気の移動 小周天
次は気の移動です。これができれば呼吸とともに気を全身に巡らせることができます。気を循環させるのが分かりやすく気が巡るのが分かります。できれば、効果が高いで
す。まずは気の移動の練習からです。これはアダム徳永氏の書いている本に書いてあることです。丹田とお尻の穴と
陰部の中間に会陰という場所があります。そこと腰の骨仙骨 この三箇所を気の移動をします。まず丹田に気を発生させます。その気を呼吸しながら吸って移動吐いて移動と
いうように丹田から会陰に移動させます。その気を今度は会陰から仙骨に移動させます。仙骨は気の発生所とも呼ば
れている場所です。丹田→会陰→仙骨→会陰→丹田というように呼吸に合わせて吸って移動吐いて移動という風にし
ていきます。気はイメージとともに動きます。気を動かす前に体の中にエネルギーがあってそれが動いているという
イメージを動かしていきます。イメージが動かせるようになったらそれとともに気が動くのが分かります。まずイメ
ージを先行させてください。この練習をします。自在に動かせるまでやりましょう。気長にやりましょう。それがで
きるようになったらいよいよ小周天です。気を丹田に発生させたらそれを会陰→仙骨に移動させそこから背中を伝っ
て頭頂の百会というツボまで上げます。そこで一旦熱を冷まします。気は水と同じであったかいと上りやすく冷たい
と下りやすい性質があります。そこで冷ました気は下りやすくなります。気を冷まして胸の表面を伝って丹田まで気
を下げます。移動のときは呼吸とともに行ってください。これは男性周りで女性周りは胸の表面を上がって背骨を下 る周り方になります。男でも女性周り女でも男性周りの場合があります。両方試してみて気持ちいい方自然にできる
方が自分に合った周り方になります。一周したら同じように回し続けます。これが小周天です。大周天というのは手
を合わせて足の裏を合わせて座り気を手と足で循環させる方法です。小周天ができれば大周天もできると思います。興味がある方は調べてみるといいと思います。