そのヘンリー8世の子、エドワード6世は9歳で即位し、16歳で没したが、その在位中に「42箇条」の信条を制定させた。この信条のもと、英国では新教徒が活躍することになる。しかし、次に即位したメアリー1世(ヘンリーとキャサリンの娘)は、母親が離婚されたことを根に持ってカトリック教徒となり、1554年にローマ・カトリック教会と英国教会を再一致させた。そして新教徒を迫害し、新教徒の指導者約300人を処刑し、多数の新教徒が亡命した。