1513年にローマ教皇となったレオ10世(フィレンツェの名家メディチ家のジョバンニ。メディチ家は他にもレオ2世、クレメント7世らの教皇を輩出した)は、ユダヤ教の秘儀カバラに興味を持ち、カバラの秘儀を教わるため「フラムの子ら」に引き込まれた。そして1534年、ローマ教会内に、神秘主義者の聖イグナティウス・デ・ロヨラらによって男子修道会「イエズス会」が創設された。