その後のカトリックの枢機卿らが「黒いパラシュート」と呼ばれ、国連の裏を暗躍し、外交の裏世界で何をしてきたかはよく知られている。中でも、バチカン銀行の草創期からロスチャイルド家から依頼を受けて教皇庁を動かしてきた最大の実力者ラファエル・メリーテリヴァル枢機卿は1929年、ラテラノ条約を条約を結んでムッソリーニにヴァチカン市国の独立を認めさせた。これによりメーソンが支配するバチカンとバチカン銀行は合法的に保護されることになった。