1903年にピオ10世が即位すると、ついにカトリックの頂点にサタンの座が据えられることになる。1902年の聖職者会議で、メーソンのラクロクス神父が法王ピオ11世として選ばれたのである。ラクロクス神父をローマに召喚したのはピオ10世であった。こうしてメーソンは、ついに教皇の座を奪ったのである。