教皇ピオ9世の後継者レオ13世は、バチカン内部に「宗教活動協会」という事務所を設立した。これが一般に「バチカン銀行」と呼ばれるものである。今日、「バチカン銀行」の投資顧問として、ロンドン・ロスチャイルド銀行とハンブローズ銀行とクレディ・スイスがヨーロッパと世界戦略を担当している。この金庫の鍵を握っている者が、バチカンを動かし、枢機卿を支配し、教皇を動かしているのである。