こうして、ヨーロッバの各国政府は「フラムの子ら」に支配されていった。ポルトガルの王室顧問、スペインの王室顧問、革命後のフランス指導層らも「フラムの子ら」のメンバーで、彼らは互いに 「ピラミッドの兄弟、キリスト教の組織打倒の擁護者」と呼び合っていた。オーストリア国王ヨーゼフ2世もフリーメーソンに理解を示した1人である。このヨーゼフ2世をモーツァルトは多くの作品で讃えている。モーツァルトはカトリック教徒であり、多くの教会音楽を生んだが、フリーメーソンに加入している。ヨーゼフ2世がフリーメーソンに理解を示したことが、モーツァルトがヨーゼフ2世を讃えた理由である。