「フラムの子ら」は、ルネッサンス(ヘレニズム文芸の復興。ヘレニズムとは女神崇拝のことで人間の快楽を開放する文化)と宗教改革を背後から応援してカトリック教会の弱体化を図った。カトリックから異端として弾圧された者たちの中には、「シオン修道会」などのように表向きは修道会を装った秘密結社となって、聖書の世界観を偶像で飾ろうとする権力者たちの配下に仕えて教会に侵入し、秘密結社の思想を巧妙に教会の建物の中に描き入れていった。教会を偶像化、多神教化するためである。この頃、「フラムの子ら」が彼らの思想を正当化するために編纂したのが『百科事典』で、これは世界中に広まり、世界の教育のスタンダードとされて人類の洗脳に使われたため、人類に与えた負の影響は大きい。