イギリスの啓蒙主義はやがてフランスに輸入され、イギリスよりも反キリスト教的な色を帯びる。合理論のデカルトやキリスト教批判のヴォルテールに代表されるように、当時のキリスト教と人間の立場の逆転が試みられたのである。こうした流れからフランス革命が生まれたというのは情緒的に過ぎる。フランス革命はジャコバン党(ジャコブとはイスラエル人の祖先ヤコブのこと)を含むイルミナティのいくつかの結社によって計画され実行された。そして無数のカトリックの聖職者たちが殺された。