1656年にジャン・ロレンツォ・ベルニー二によって バチカンのサンピエトロ広場が設計された。広場の中央には、紀元1世紀頃にエジプトから運ばれたとされるオベリスクが据えられ、そこから放射状に広がる12宮街道が地面に記されている(ローマ・カトリック教会の中心であるバチカンは、紀元326年、ミトラ教の聖地跡にコンスタンチヌス帝によって建てられた)。これは聖書で禁じられている占星術の「春分点歳差(バーナル・エクイノクス・プレセシオ)」を示したもので、バチカンの信仰が神でもキリストでもなく「春分点歳差」そのものにあることを示している。この「春分点歳差」を信仰してきたのがフリーメイソンであり、オベリスクは神に反逆して「バベルの塔のある町」を建設したニムロドの男根を意味している。