「なぁ。姫さん、あんたマジで逃げた方がいいって」「食われるぞ」

めちゃくちゃ俺に説得し出すの

「大体、飯につられて結婚するとかヤバいって」

そんなこんなで白の相方と思わしき狛犬が俺に

「よし、あんたシロの背中に乗りな。逃げろ」

よく分からんままに俺はその白の背中に乗ると相方の名前を聞く

「俺は☆☆って言うんだ。もう会うことは無いと思うけどな」

そう言って☆☆はまたこんなことを言い出した

「俺たちさ、姫さんを助けたら狐の兄さんに今よりもいい所に紹介してやるって言われてんだ
だから俺たちのためにも頑張って助かってくれよ」

まぁ、よくわからん俺は「う、うん」とか言いながら白の背中に乗って逃げたわけだが

また夢は見るわけで

その夢の中で男は焦っていた